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特定名称酒とは
日本酒(清酒)は、「米と麹と水を原料とし、発酵後に濾過した、アルコール度数が22%未満の醸造酒」と定義されています。(濾過しないとどぶろく、アルコール度数が22%を超えるとリキュールの扱いになります)
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純米酒と本醸造酒
日本酒造りの際、もろみを絞る上槽の工程の直前に、味の調整や香りを引き出すことを目的として、最大10%までのアルコールを添加します。 特定名称酒のうち、このアルコール添加(アル添)をしていないものを「純米酒」と呼びます。醸造の過程で造られた糖や酸をしっかりと感じられる、どっしりとした飲み口のものが多く、お米らしい甘みや香りを楽しむことができます。
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吟醸酒と大吟醸酒
特定名称酒の内、精米歩合が60%以下で吟醸造りをしたものを「吟醸酒」、50%以下のものを「大吟醸酒」といいます。 吟醸造りとは、精米歩合の低い米を使って長期低温発酵させるもろみ造りの手法のことです。