日本酒の飲める施設

都会

 居酒屋や自宅で日本酒を呑み比べようと思っても、量的にも経済的にも限度がありますよね。
 何十種類ものなかから気になるお酒を選んで利き酒をしたり、普段なかなか知ることのできない日本酒の情報に触れながらお酒を楽しみたいときに、ぜひ利用したい三つの施設をご紹介します。

日本の酒 情報館 SAKE-PLAZA




URL http://www.japansake.or.jp/sake/know/data/
住所 東京都港区西新橋1-1-21日本酒造会館1F・4F
電話 03-3519-2091
営業時間 10~18時
定休日 土・日・祝日
MAIL info-sake@japansake.or.jp

 日本酒造組合中央会が、日本の酒の文化を発信・受信する広報拠点、資料公開の場として運営するミュージアムです。
 4Fは組合員限定の多目的ホールで一般の方の利用はできませんが、1Fは誰でも入場無料で利用できます。
 壁面には約7~800本ほどの酒瓶が並んで入場者をお出迎えしてくれます。
 かなり大きな酒販店やデパートのお酒売り場でも、これほどの規模の酒瓶を一度に見比べることはできないのではないでしょうか。

 そのほか、コンピュータによる酒名検索や日本酒のパンフレット・資料などの閲覧コーナー、そして日本酒販売と利き酒のコーナーがあります。
 利き酒は、その時のラインナップから5種類を選んで、それぞれお猪口一杯(約30ml)ずつ試すことができ、540円(税込み)というお手軽さ。
 2ヶ月に一度入れ替えがあるということなので、定期的に行けば全国のいろんなお酒を試すことができます。

名酒センター




URL http://nihonshu.com/
住所 東京都港区浜松町2-3-29 磯山第二ビル1F
電話 03-5405-4441
営業時間 11~21時(土曜日は15~20時)
定休日 第四土・日
MAIL meishu@nihonshu.com

 NPO法人ウイメンズ日本酒会が運営する、こだわり日本酒のアンテナショップです。
 協賛する蔵元のお酒が、随時100種類以上用意してあり、1杯200円からで試飲することができます。
 3杯飲むと100円の割引もあるそうです。
 また、毎週第四土曜日には蔵元を囲む会も開催。
 おいしいお酒と地元のを楽しみながら、蔵元との交流をすることができます。
 HPの専用ページから会員登録をしておくと、イベント情報などをメールで通知してくれるそうなので、利用してみてはいかがでしょうか。

越後のお酒ミュージアム ぽんしゅ館





URL http://www.ponshukan.com/
住所 新潟県南魚沼郡湯沢町2427-3
電話 025-784-3758
営業時間 9~18時(1~3月は9~20時)※店舗によって違いがあります
定休日 年中無休

 JR越後湯沢駅の中にある、新潟の全てのお酒を一堂に集めた一大日本酒アミューズメントパークです。
 今現在県内で醸造している全ての蔵元のお酒を試すことのできる「利き酒 越乃室」では、自販機というかゲームセンターのような感覚で、気軽にお酒を試すことができます。
 カウンターで500円を支払うと5枚のコインを受け取ることができ、専用のお猪口を機械にセットしてコインを投入すると自動で一杯分のお酒が出てくるという仕組み。
 基本的にコイン一枚で一杯(特別な銘柄のみ複数枚必要なケースあり)呑むことができるので、つまり利き酒一杯当たり100円です!
 お酒だけではなく、無料のおつまみとして全国のいろいろな種類の塩や味噌なども用意されていますので、口直しをしつつ利き酒を続けることができます。

 館内には他に、特大のおにぎりを食べることができる「爆弾おにぎり 雪ん洞」、糀(こうじ)を使ったカフェラテやソフトクリーム、ソフトドリンクなどを飲むことのできる「糀カフェ」、さらには日本酒入りの温泉に入ることのできる「酒風呂 湯の沢」など、多種多様なお店が入っています。
 もちろん、持ち帰り用のお酒の販売もしていますので、利き酒をして気に入ったお酒を買って帰ることもできます。

 いかがでしょうか。
 この他、酒蔵によっては敷地内や近隣に資料館や博物館などを設置しているところもあり、日本酒の知識や歴史、日本酒造りの工程などを見る事ができます。
 また、蔵から出したばかりの新鮮なお酒と一緒に郷土料理などを楽しむことのできるレストランを併設する蔵も増えているようですので、気になる方は地域の蔵元のHPなどをチェックしてみましょう。