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地域特性
北信越は、石川県、富山県、福井県の北陸三県に、長野県を含めた四県です(本来は新潟県を含めた五県ですが、ここでは省いています)蔵元数全国2位の長野県を含み、他三県も古い歴史を持つ蔵が比較的多く残っています。北陸の湿潤で寒冷な気候もあいまって、現在でも酒造りが盛んな地域といえるでしょう。
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長野の蔵元と銘酒
株式会社 今井酒造店 1691年、現在の所在地に移り、この年を創業の年としています。造り手の心が酒の善し悪しを決めるという信念の元、造る量は少なくとも一貫して味本意の酒造りをしており、現在は全量特定名称酒となっています。蔵見学は有料で、3~4種類の試飲ができます。
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石川の蔵元と銘酒
やちや酒造 株式会社 1583年に、初代当主が前田利家公のお供として尾張から移住し創設した、400年以上の歴史を持つ由緒正しい蔵元です。屋号と酒銘も、その後に当時のお殿様からつけられたということですので、加賀藩の御用達だったことがわかります。
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富山の蔵元と銘酒
富美菊酒造 株式会社 近年、全国で急激に評判が高まっている蔵元です。特定名称酒以上のお酒に使用する米を、全て大吟醸と同じ、ストップウォッチで厳密に計って給水させる「限定給水」で処理しています。貯蔵も、全商品斗瓶で保管する「瓶囲い」で、特定名称酒は全て冷蔵室貯蔵。
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福井の蔵元と銘酒
株式会社 越の磯 創業の地である「越廼村」が合併で消滅する際に、何らかの形で残したい、との思いから主力商品の名称を変更し採用したという、地元愛にあふれた蔵元です。