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地域特性
関東地方は、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川に山梨を加えた一都七県です(本来、山梨県は中部地方、もしくは甲信越地方ですが、ここでは首都圏の括りに合わせています)
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茨城の蔵元と銘酒
株式会社 山中酒造店 「さわりのない真水の如き酒」を目標に、250年以上の歴史を重ねてきた蔵元です。「一人娘」という可愛らしい銘とは裏腹に、平将門をはじめとする坂東武者たちの反骨精神を受け継いでいるとの事。
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栃木の蔵元と銘酒
株式会社 島崎酒造 洞窟を貯蔵庫として利用している珍しい蔵元です。その安定した環境を利用し、1970年から超長期熟成酒の販売を行っています。また、今から5~20年後まで洞窟内で預かり熟成させるサービスを行っており、子供の誕生記念に成人後飲むお酒を預ける、といった使い方ができるようになっています。
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群馬の蔵元と銘酒
牧野酒造 株式会社 1690年創業の、群馬県最古の蔵元です。各新酒鑑評会での評価も高く、2003年の関東信越国税局酒類鑑評会では、全国に名だたる蔵元を多数含む関東信越地区249件のなかから第一位を受賞しました。要予約ですが、蔵見学も可能です。
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埼玉の蔵元と銘酒
鈴木酒造 株式会社 140年以上の歴史を持ち、近年の全国新酒鑑評会や関東信越鑑評会などでも評価の高い蔵元です。以前使用していた蔵をギャラリーとして使用しており、自分で作品などを展示するために借りることもできます。蔵見学や資料館見学は予約制となっており、特に蔵見学は毎日時間が指定されていますので、よく確認のうえ連絡をしましょう。
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千葉の蔵元と銘酒
株式会社 旭鶴 使用する酒米の精米歩合を、全て60%以下にしている蔵元です。目指す酒質は、食事の邪魔をしない食中酒で、香りは強すぎず、キレの良い味わいのお酒を造っています。蔵見学は通年可能で、HPには(みんなが利き酒まで楽しめるようにか)公共交通機関の乗り継ぎの案内や時刻表なども掲載されています。また、アーチェリー場も経営しており、練習場からフィールドアーチェリーのコースまで、手軽な金額で楽しめます。
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東京の蔵元と銘酒
小山酒造 株式会社 東京23区の中で、唯一現存する蔵元です。蔵見学は、蔵内には入れませんが、ガラス越しに見たり資料などが展示されているコースがあります。5人以上からの予約制ということですので、興味のある人を集めて行ってみましょう。
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山梨の蔵元と銘酒
井出醸造店 江戸時代中期ごろから醤油蔵を営んでいたご先祖が、1850年ごろに酒造りを始めたとのこと。現在は日本酒やリキュールなどのお酒類の製造販売のみになっているようです。蔵見学は予約制で、有料(一人当たり500円)です。試飲で使用するグラスを、お土産として持ち帰れるとのことです。
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神奈川の蔵元と銘酒
中澤酒造 株式会社 1825年に創業し、小田原藩の御用商人として小田原城にお酒を届けていた、歴史ある蔵元です。現在も伝統を守って過度な機械化はせず、全量手づくりにこだわった酒造りをしています。