特定名称酒とは 印刷する

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特定名称酒

 日本酒(清酒)は、「米とと水を原料とし、発酵後に濾過した、アルコール度数が22%未満の醸造酒」と定義されています。(濾過しないとどぶろく、アルコール度数が22%を超えるとリキュールの扱いになります)

 また、アミノ酸から生成したアルコールに調味料を足した合成清酒も、酒税法上は清酒扱いですし、決まった割合までであればアミノ酸などの副原料を足すことも認められています。

 つまり一言で日本酒といっても様々な品質のものがあるわけですが、このうち一定の条件を満たしたものが「純米酒」「本醸造酒」「吟醸酒」などの特別な名称を名乗ることが許可されています。これを「特定名称酒」と呼びます。

特定名称酒の条件

 特定名称酒となるための条件は、大きく分けると以下の5つになります。

  • 使用した米が一定の水準以上(米穀検査で3等以上)の品質であること
  • 精米歩合
  • 色・香り・味が良いこと
  • 米、米こうじ、水、醸造アルコール以外の原料を使用していないこと
  • 使用した米のうち、麹米の比率が15%以上であること

 さらに、吟醸酒の場合は「吟醸造り」という一定の製法で造られている必要もあります。

原料 精米歩合
50%以下 60%以下 70%以下 規定なし
米、麹、水 純米大吟醸酒 純米吟醸酒 純米酒
米、麹、水、醸造アルコール 大吟醸酒 吟醸酒 本醸造酒

 もちろんや商品ごとに違いはありますが、各名称ごとに味や香りについてある程度の傾向があり、飲んだことのない銘柄から自分の好みに合うものを探す手がかりにすることができます。